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日本のマスメディアは6つのグループに分割!?
「次に来るメディアは何か」河内孝著(筑摩書房)
インターネットの普及で新聞がなくなる!? アメリカでは現実化しつつある事態だ。
廃刊が相次ぎ、01年に全米で5万6400人だった新聞記者が09年には3万人台まで
減少というから驚く。
大きな理由はインターネットの可能性を読み違え、ニュースを提供することで
コンテンツ消費者へ課金する仕組みを開発しそこねたこと。宣伝代わりになるし、
広告料も入るだろうと踏んでネットへの無料配信を許した結果、「情報はタダ」が
当たり前になってしまったのだ。
動画も無料サイトでは画質を落とすなどの工夫をしたが、タダに慣れた
コンテンツ消費者はちょっとぐらい画質が悪くとも有料を嫌う傾向をむしろ強めてしまった。
元新聞記者の著者は、こうしたネット時代の新聞界の動揺と混乱を日米比較する。
アメリカでは収益の柱である広告収入がネットに食い荒らされて激減したが、
日本ではいまだに危機感が薄いまま、こちらも斜陽化する系列テレビ局と
「老老介護」状態になっているという。日本のメディア業界は近く、
NHK、フジ系、読売日テレ系、朝日テレ朝系の4大メジャーおよび日経グループと、
ジャニーズや吉本が手を組んだ新グループの6つに分割されるという予測は当たるだろうか。
2010年03月18日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
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