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やっぱりロッテ 金泰均獲得の狙いはコリアンマネーだった
グラウンド外でも「金（キム）頼み」ということか。
ロッテは１４日、オンラインゲーム配信事業を行う韓国企業の「ネクソン」と
オフィシャルスポンサー契約を結んだと発表した。
ロッテといえば昨年末、０７年からの広告スポンサーだった大手生命保険会社が撤退。
企業は景気低迷にあえぎ、球団の広告収入は昨年だけで約５億円も減少したという。
それだけに今回のスポンサー契約はロッテにとって「渡りに船」だが、ある韓国人記者が
こう漏らす。
「そもそもロッテが金泰均（キムテギュン）を取ったのは、戦力アップと同時に韓国マネーを
狙っていたからです。金は現在、韓国で最も人気のある選手です。今のところ韓国ではロッテの
ゲームは放映されていないが、日本にはネクソンのような韓国系企業も多い。金が活躍すれば
ロッテの注目度も高まる。ロッテのスポンサーになる韓国系企業も出てくる。広告収入が入るし、
韓国ファンが金の試合を見に来る。韓国のテレビ局にロッテ戦の放映権料も売れる。
そこまで視野に入れてロッテは金を獲得したはずです」
瀬戸山代表も同日の会見で「（千葉は）成田空港も近い。韓国のいい選手を集めて、
チームを強くしたい。韓国のファンもどんどん日本に呼べたらいい。これから韓国での
市場へもアプローチしていきたい」と語っていた。
日本は景気が悪い。国内ファンの数も頭打ち。ならば、韓国選手でカネ儲けしようという
ロッテの「韓流戦略」。さて、うまくいくか。
2010年3月15日発行の日刊ゲンダイより
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