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「最近いろいろなことを考えすぎてモヤモヤして眠れないことがあった。でも、すっきり眠れるようになったんです」
と言うのは西武の菊池雄星（１８）だ。
注目の高卒ルーキーは、自主トレからフォームが固まらず、実戦での不調も重なって頭はグチャグチャ。
毎晩ベッドに入っても熟睡できなかったそうだが、尊敬する工藤のアドバイスによって快眠を得たというのだ。
「昨日（１１日）工藤さんに『人間の体（フォーム）が考えないで勝手に動くようになるためには約３０００回、
その動きを繰り返さないといけない』と教えてもらいました。でも１日で一気に３０００回というのは無理。
だからシャドーピッチングを１日３００回ぐらいずつ１０日間に分けてやっていこうと。昨日から始めたら、
寝る前に（投球フォームのことなどが）整理できて眠れるようになったんです」
菊池はキャンプ序盤にもシャドーピッチングを行っていた。その後フォームを崩したこともありやめてしまった。
ブルペンでの投げ込みで投球フォームを固めたいところだったが、悩めるルーキーの投げ方は日替わり。
投げ込みは逆効果になる。そこで、ボールを投げない練習の方がイメージしたフォームが身につくし、
自然に体も動くようになると、先輩左腕はシャドーピッチングへと導いたのだろう。投球しなければ制球は乱れず、
フォームについて悩むこともない。
菊池は１２日、フリー打撃に登板。打者３人に対し計９７球を投げ、ボール球は２３球。
先月２３日のフリー打撃に比べストライクが多くなったのは改善の兆しか。
菊池雄星は一体何悩んでたの - livedoor スポーツ
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