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楽天が“野村流”を踏襲し「ひげ・ロン毛・茶髪・ピアス禁止」で、今シーズンに臨むことになった。
静岡・草薙球場で行われた１２日の全体練習の直前、大久保運営部長が１軍帯同の選手を
集めて禁止事項を通達。開幕を１週間後に控え「清潔感のある格好でシーズンに入りましょう」と
呼びかけた。
創設１年目の田尾監督政権下では、頭髪やひげに関するチーム内の禁止事項はなし。しかし
０６年から昨年までチームを率いた野村前監督は「選手はタレントではない。人間としてのルールを
持たせる」との信念から規律を順守させた。
昨年までブラウン監督が率いた広島では１軍では容認、２軍では禁止となっていたが、球団は
野村前監督の“遺産”を引き継いだ格好だ。先のバンクーバー五輪では「国母問題」が持ち上
がったが、楽天ナインは、とりあえず外見から「紳士たれ」を貫く。
◆他球団では… ひげや髪形などを「紳士的でない」と禁止するか、「個性」として容認するかは
球団によって様々だ。特にルールはないが選手たちの自主規制によって茶髪にしない中日のような
チームもある。今季から就任した横浜の尾花監督、ロッテの西村監督、オリックスの岡田監督は
新たに「禁止」の方針を打ち出した。
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