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オランダのハーグで開催されているフィギュアスケートの世界ジュニア選手権で、
15歳の羽生結弦(はにゅう・ゆづる、宮城ク)が
日本男子では高橋大輔(関大大学院)らバンクーバー冬季五輪に出場した3人に続く優勝を飾った。
今季ジュニアグランプリ(GP)ファイナルで初優勝した期待の新鋭は、
低迷していたジュニア世代に光を差す「2014年ソチ五輪の星」だ。
日本男子は07年からの3大会で8位が最高と苦戦してきた。
世界ジュニア王者の座を足掛かりに、シニアの舞台で羽ばたいた高橋らに続く存在が、ようやく現れた。
荒川静香さんが育った仙台市の出身。
高い柔軟性を生かして、男子では珍しいビールマンスピンで魅了するなど、しなやかな滑りで独特な雰囲気を醸し出す。
金妍児(キム・ヨナ、韓国)のように「女性的な表現も演技に生かしたい」と話し、
目標の選手も個性派で知られるジョニー・ウィア(米国)という。
身長は1年間で約6センチ伸びて170センチ近くなり、
トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の安定感が増した今季はダイナミックさも兼ね備えた。
12位だった初出場の前回から大躍進し、今大会一つだった出場枠を最多3枠に広げた。
来季のジュニアGPシリーズ出場枠も増える見込みで、多くの選手に国際経験を積む機会が生まれる。
日本フィギュア界の将来にも好影響をもたらす価値ある栄冠だった。
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