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浦和のDF岡本拓也(17)が14日に埼玉スタジアムで行われるFC東京とのホーム開幕戦で
Jリーグデビューする可能性が高まった。
右太腿裏痛を抱えるDF平川忠亮(30)の離脱もあり、右サイドバックで先発するチャンスが
巡ってきた。17歳8カ月24日でリーグ出場すれば、17歳9カ月22日の記録を持つ
MF山田直輝(19)を抜き、日本人のクラブ史上最年少記録となる。
雪の残るピッチで行われたゲーム形式の練習で、主力組の右サイドには岡本の姿があった。
坪井、山田暢、宇賀神とともに最終ラインを形成。1月にトップチームの試合に出場可能と
なる2種登録を完了した17歳は「行けと言われれば、もちろん行けます。埼玉スタジアムは
小さいころからあこがれていたので楽しみ」とホーム開幕戦となる14日のFC東京戦での
デビューを見据えた。
6日の今季リーグ開幕戦、鹿島戦で右サイドバックを務めた平川が右太腿裏痛で別メニュー
調整中。7日以降の練習は岡本が主力組でプレーしてきた。17歳8カ月24日で迎える
FC東京戦のピッチに立てば、日本人のクラブ史上最年少リーグ出場記録を樹立。
日本国籍を取得する前のエスクデロの16歳10カ月22日には及ばないが、山田直、
原口らを抜く快挙となる。
デビュー戦を前に、すでに大物ぶりを発揮している。フィンケ監督の就任以降、チームは
公式戦当日も午前練習を行うのが恒例となっているが、岡本は鹿島戦の当日練習の
出発時間に寝坊で遅刻。バスで先輩たちを5分近く待たせる失態を演じた。
鹿島戦は初のベンチ入りを果たした記念すべき一戦。前夜、緊張や興奮で寝付けなかったかと
思いきや「ぐっすり眠ってて起きられませんでした」と言ってのけた。
岡本は昨年ナイジェリアで開催されたU―17W杯に出場した“プラチナ世代”の主力DF。
FC東京戦では日本代表の長友とマッチアップする可能性が高い。今季初白星を懸けた
大一番となるが「自分のプレーをするだけ。トップチームでもユースの時と大きな違いは
ない。球際の強さを見てもらえれば」と臆することはない。昨季プロデビューした山田直、
原口に続き、レッズにまた1人、期待の新星が現れた。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)