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島田紳助プロデュースの男性グループ・新選組リアンの、
2ndシングル『本当に僕でいいんですか』が発売された。
人気番組を多数所持し、テレビ界を意のままにできる島田のゴリ押し営業が功を奏さず、
いまだブレイクしないと言われている。しかし、巷にいそうな新選組リアンの若者たちは
親しみやすく、大手レコード会社が何もかも完璧に作り上げたグループが、
かならずしも売れるとは限らない。それよりも、島田紳助のある行動が気になるが…。
主婦や低年齢層を中心にブレイクの兆しを見せる新選組リアン。『本当に僕でいいんですか』
のメロディも歌詞も悪く無い。一生懸命なだけであまり芸が無いのもご愛嬌だ。
ゆとり世代やその親たちはむしろ「未熟」なものを好むので、ダンスやトークが
おぼつかないメンバーを入れたのは彼らの“伸びしろ”を楽しんでもらうため。
これが、島田紳助の見事なプロデュース力である。
沖縄出身の山田親太朗が率いるグループ「サーターアンダギー」も脱力志向でのんびり。
景気が落ち込む中、島田プロデュースの楽しい若者がテレビを明るくしてくれるならそれは、
大歓迎だ。
それよりも最近気になるのが、島田紳助が自らの浮気や暴力を“ヤンチャ”と称し、
正当化する事である。それが最もよく表れる番組が『行列のできる法律相談所』で、
この番組では浮気の相談も多い。それに絡んで島田は自らの浮気が夫人にバレた時の
事を自慢げに話したり、かと思えば、飲み物の入っているバケツに性器を入れて遊び、
それを飲んだ人に怒られた話など、若い頃の“ヤンチャ”話を引き合いに、今の芸能界の
品行方正ぶりをちゃかしている。それを見ると、非常に気分が悪くなる。
(続く)
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