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サッカー元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(54=FC琉球総監督)が、
6月のW杯南アフリカ大会に出場するコートジボワール代表の監督に就任することが8日、
決定的となった。交渉は最終段階に入っており、一両日中にも正式発表される。
日本代表は6月4日にスイスでコートジボワールとW杯開幕前最後の親善試合を
行うことが決まっており、日本をよく知るトルシエ氏が岡田ジャパンの
“最終チェック”に胸を貸すことになる。
98年フランス大会で南ア、02年日韓大会で日本を率いたトルシエ氏が、
8年ぶり3度目となるW杯本大会の指揮を執る。コートジボワールはアフリカ予選8勝4分けと
無敗でW杯切符を獲得したが、今年1月のアフリカ選手権(アンゴラ)は準々決勝敗退。
ボスニア・ヘルツェゴビナ人のハリホジッチ監督の解任論が起きた。
同時期には日本代表の岡田武史監督も解任騒動に揺れていたが、
コートジボワール協会は2月28日にハリホジッチ監督を解任。
後任としてヒディンク現ロシア代表監督らの名が挙がる中、
08年からJFL・FC琉球の総監督を務めるトルシエ氏に候補を絞り込み、
同氏の自宅があるパリで交渉に入っていた。
トルシエ氏は93年にコートジボワール代表監督に就任したが、協会幹部と衝突して
退任した。しかし、ナイジェリアやブルキナファソなどアフリカ諸国を率いて結果を出しており、
アジアに関する知識も豊富だ。W杯1次リーグG組でブラジルとポルトガルはともかく、
北朝鮮から確実に勝ち点3を挙げたいコートジボワールにとってアジア対策はテーマの1つ。
同氏も「もう一度W杯で指揮してみたい」と話しており、17年ぶりの監督復帰が
決定的となった。監督に就任しても、FC琉球総監督にはとどまる。
(続く)
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
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