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アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組の鹿島は、9日の全北現代(韓国)戦に向けて、
試合会場の全州W杯競技場で公式練習に臨んだ。
主将のMF小笠原満男(30)は、過去16戦14勝2分けとゴールを決めたら負けない直接FKで、
苦手の韓国勢から貴重なアウェー勝利をもぎ取る決意だ。
「不敗神話」を誇る小笠原の右足が、敵地でうなりを上げる。プロ入り後、直接FKを決めた試合は14勝2分け。
普段からデータには興味を示さない小笠原は、この日も「いいところに蹴れるように頑張ります」と淡々と話した。
それでも、勝利への執着は人一倍だ。日ごろから「どんな試合でも勝たなければ面白くない。
勝つことが鹿島には求められている」と話すように、アウェーでもドローを狙わず、勝利を目指す。
FKをたたき込めば、「チームに貢献したい」という口癖を直接的に体現できることになる。
すべてにおいて自分に厳しく、FKにも高いレベルを求めている。
6日のリーグ開幕浦和戦では、後半9分に鋭いFKをMF中田に合わせて好機を演出したが、
「いいところに行ったけど、狙ったところに蹴れたわけじゃない」と反省。全北戦では、さらに正確なFKを披露したいところだ。
鹿島の韓国勢との対戦成績は、2勝5分け5敗とかなり劣勢。昨年のACLでも水原にアウェーで大敗した。
9日の全州市の天気予報は雨で、試合時には気温も0度近くまで下がり、相性やピッチ状態などを含め、苦戦を強いられそうなだけに
小笠原の「飛び道具」は有効な武器になる。
2月14日の東アジア選手権の韓国戦で、日本は球際の争いで後手に回り完敗した。
韓国との対戦で日本は当たり負けするケースが多いが、小笠原の持ち味は球際の強さ。
常に「1対1で負けたら話にならない。誰が相手でも負けたくない」と話しており、自身の力を誇示する舞台にもなる。
「(FKは)いつも狙ったところにいくわけじゃないから」と、最後までマイペースを貫いたが、
鹿島の闘将の右足が輝いた時、敵地で鹿島に貴重な勝ち点3がもたらされる。