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6日の鹿島戦に敗れ、リーグ開幕で黒星スタートとなった浦和が、フンだりけったりの
状況に陥った。さいたま市内にある練習場、大原グラウンドに飛来した大量のカモに
よって芝を食い荒らされたうえ、深刻なフン害が発生。その対策の最終兵器として、
鷹によって追い払う計画を発動させたことが8日、分かった。
昨年暮れから浦和を悩ませていたのは、かわいい瞳のニクイやつ、ヒドリガモだ。
周辺の見沼地域に生息するものや渡りのものなど、約100羽が夜半にピッチに降り立つと、
芝を食い荒らしフンをまき散らしていた。
スタッフは毎日、点滅するライトやカラーコーンをピッチに置くなどして対策に悪戦苦闘
してきたが、効果は薄く、カモにされてきた。早朝からスタッフがフン掃除にいそしんでも、
練習後の選手のスパイクがフンまみれになったこともあったという。
フィンケ監督2年目の今季、目標はタイトル奪取。2年連続無冠から巻き返すべき勝負の年に、
何より大切なのは日々の練習。足元のピッチが荒れていては、覇権奪回もおぼつかない。
頭を抱えていた時に最終兵器として浮上したのが、空の王者・鷹だ。ピッチを荒らす“ギャング”が
最も恐れる猛禽(きん)類に上空をパトロールさせ、危害は加えずに追い散らそうという文字通りの
「プロジェクト・イーグル」だ。
今月に入り、練習場に埼玉県在住の鷹匠を招いた。古墳時代から続く日本古来の鷹狩りの
伝統を受け継ぎ、鷹やハヤブサを操る練達の士に練習場をチェックしてもらった。
関係者によると、実際に鷹を飛ばしたそうだ。今後、その効果を検証するという。
6日の開幕戦・鹿島戦は、0―2で完敗。苦しいスタートとなった。重要な一戦となるホーム
開幕戦(14日)の相手は、F東京。過去14戦負けなしの“カモ”だが、相手は開幕戦で
劇的勝利を挙げ、波に乗っている。これ以上、カモにカモられまい―。まずは足元を整え、
逆襲に転じる。
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ヒドリガモという思わぬ敵に悩まされている浦和の大原グラウンド
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