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【浦和0―2鹿島】
浦和・フィンケ監督の采配に疑問が残った。1点を追う展開となったことで、後半23分に
ボランチの細貝に代えて、攻撃的MFの位置に田中を投入。2列目の柏木をボランチに
下げる攻撃的布陣を敷いた。さらに後半38分には坪井に代えて原口を起用。
エジミウソン、田中の2トップにしてエスクデロ、ポンテ、原口を2列目に並べ、阿部を
ボランチから最終ラインに下げて坪井の穴を埋めた。
後半38分以降、中盤より前は全員が攻撃的選手。ボランチの位置から前線に効果的な
ボールを配球していた阿部を最終ラインに下げたこともあり、チームのバランスは大きく
崩れてしまった。ある主力選手は「ボランチが柏木だけになり真ん中がぽっかり空いた。
攻撃的な選手ばかり入れても前が込み合ってしまう」と困惑していた。
フィンケ監督は「リスクを冒して攻撃すればカウンターの危険性があるのは当たり前」と
積極策が結果的に裏目に出たことを強調したが、2失点目を許した瞬間に勝負が決まるだけに、
最低限のリスク管理は必要だった。
練習試合で主に採用していた2トップではなく1トップの布陣を敷いたことも不可解。
関係者は「単に攻撃的な選手を並べただけ。“サカつく(テレビゲーム)”じゃないんだから」と
采配を痛烈に批判した。
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後半、オフサイドの判定に抗議する浦和・フィンケ監督(左から2人目)
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