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「2010年までに年間入場者数を1100万人に」。
こう目標を掲げてきたJリーグにとって、真価の問われる18年目が6日、開幕した。
昨季は過去最高の962万人を集めたが、1試合平均の入場者は3季ぶりに減少。
今季は北九州の加わったJ2が3回戦制から2回戦制に変わり、試合数も減る。
6月開幕のW杯に備え、日本代表MF中村俊輔(横浜M)ら「大物」のJ復帰も相次いだ。
不安が尽きない一方で、サッカー熱の高まりも期待されるシーズンとなる。
新型インフルエンザや悪天候にも見舞われた昨季は、特に景気低迷でアウェー観戦が控えられ、
J1、J2とも平均入場者が減少。リーグ決算は13年ぶりの赤字に転落し、大分や東京Vの経営難も露見した。
シーズン後にはユニホーム胸部にロゴの入る大型スポンサーの撤退が相次ぐなど、各クラブを取り巻く環境は厳しさを増している。
だがW杯に向け、国内復帰を決断した中村俊やMF稲本潤一(川崎)、
4大会連続出場に望みを掛けるMF小野伸二(清水)の存在は動員増への“追い風”だ。
ホームに新潟を迎えた川崎の開幕戦には、ほぼ満員の2万人以上の熱気に包まれた。
川崎の担当者は「指定席は3日前に完売した。いい席で稲本を見たいと考えてくれたのではないか」と満足げだ。
登録手続きの遅れた中村俊は13日の湘南戦(日産ス)でJ復帰を果たす見込み。
入場券は「1日100枚程度の販売が、移籍発表前後からは2000枚ペース」(横浜M)と飛ぶように売れ、すでに2万枚以上発券。
2万3601人の来場にとどまった昨季のホーム開幕戦を大幅に更新しそうだ。
同じく13日に山形とホーム初戦を戦う清水も「売れ行きは例年よりいい」と“小野効果”を実感している。
(つづく)