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日本代表ＭＦ本田圭佑（２３）＝ＣＳＫＡモスクワ＝が４日、「対話路線」への自己改革を宣言した。
３日のアジア杯予選バーレーン戦（豊田ス）で１得点を決め、レギュラー争いに踏みとどまったレフティーが、連係強化でスタメンを奪う。
本田の勢いはとどまるところを知らなかった。所属クラブに戻るためモスクワへ出発する前、
「（トップ下は）ＶＶＶ、モスクワでも任されている。代表での生き方は、クリアしているつもり」と言い放った。
バーレーン戦では岡田ジャパンで初のフル出場を果たし、求められたゴールという結果を出した。
一方で連係面に課題を残したのも事実。
南アＷ杯のレギュラー候補に踏みとどまったとはいえ、胸の中に芽生えた代表の一員としての“自覚”から、自分を変える考えを示した。
「連絡を取れる選手には取ろうと思う」。一匹オオカミのイメージがある本田にとって、異例の“対話路線”への転換。
「コミュニケーションを取れてない時間帯が見えた」。さらなる進化へ、コミュニケーションの必要性を痛感した。
１６日には欧州ＣＬ決勝トーナメント第２戦のセビリア戦を控える。勝てば、セルティック時代の俊輔をも超える８強。
だが、金髪レフティーは「第１戦も満足していない。セビリアは世界のトップではない。ベスト１６で世界を知ったとは思ってない。
１つでも上に行って上の世界を見たい。優勝の可能性はゼロではない。１％でも可能性があれば、広げる努力をする」と豪語した。
「（ＣＬは）ゲームまでの準備、メンタル、ピッチの雰囲気、プレー、一つひとつが新しい経験。Ｗ杯に向けたいいリハーサルになる」。
視線の先には、確かに南アがある。Ｗ杯４強。岡田ジャパンの掲げる目標を達成するため、極寒のロシアで牙を研ぐ。
本田圭佑 ＣＳＫＡモスクワ
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