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【カナダ・バンクーバー26日(日本時間27日)発=上野雄大】25日(同26日)に
行われた女子フィギュアスケートのフリーで、逆転金を狙った浅田真央(19=
中京大)は2位に終わった。しかも一夜明けたこの日、真央と安藤美姫(22=
トヨタ自動車)がエキシビションのリハーサルを欠席したため、国際オリンピック
委員会(IOC)と国際スケート連盟(ISU)の双方から日本スケート連盟が
厳重注意を受ける可能性が浮上。(中略)
真央や世界最高得点で圧勝したキム・ヨナ(19、韓国)らが火花を散らした
パシフィックコロシアムで、27日(同28日)のエキシビションのリハーサルが
行われた。前日、吉岡伸彦監督(51)は「出席はマストですので、行くことに
なると思います」と話していたにもかかわらず、出演するはずの真央、安藤、
男子銅メダリスト・高橋大輔(23=関大大学院)の日本勢3人で、リンクに
いたのは高橋のみ。日本スケート連盟関係者からは「女子は本日、全休
いたします。連絡が遅れてすみません」との連絡が日本メディアに届いた。
だが、リハーサルには各国のメダリストや入賞者たちがズラリ。フィナーレの
リハーサルにはヨナの姿もあった。しかしその時間帯、真央や安藤が
していたことは、日本のテレビ局への出演だったのだ。通常、エキシビションの
リハーサルを"サボる"ことは違反行為となる。事実、これまで真央が
出なかったことは一度もなかったという。
テレビ出演は日本連盟の指示であり、真央たちは"バッティング"を知らなかった
可能性が高いが、この時点で日本連盟は欠席した理由について説明は
しなかった。ただ、関係者は「もしかしたらIOCやISUから厳重注意されるかも
知れない…」と怯えており、何らかの注意があることは確実と見られる。
ルールを守らず世界から大ヒンシュクを買ってしまった日本女子フィギュア勢。
大粒の悔し涙を流し、五輪でのリベンジを誓った真央にとっても大きなマイナスだ。
2月27日発行 東京スポーツ終面より
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)
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