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エスパニョルは26日、日本代表MF中村俊輔の横浜F・マリノスへの移籍を正式に発表したが、
これを受けて同クラブのダニエル・サンチェス・リブレ会長は、次のようにコメントした。
「移籍は残念なことだとは思う。だが、悲劇というわけではない。
なぜなら、この移籍は選手本人にとっても、2つのクラブにとってもメリットがあるものだからだ。
われわれは紳士的な態度で話し合いを行い、全員が満足する形で合意した。
エスパニョルにとっては、よい取り引きだったと思う。
中村の今後の活躍を期待しているし、ワールドカップでは本来の実力を発揮してほしい。
すべての“ペリコ”(エスパニョルファンの愛称)の心の中に何かを残してくれた選手だった」
同会長は、中村の獲得が失敗だったとの見方を否定する一方で、
本人が問題を抱えていたかどうかについては明言を避けた。
「正直言って、彼に失望したということはない。彼がここに到着した日のことや、入団発表の時のよい思い出は残っているがね。
残念なことに、彼は順応することができなかった。それだけのことだ。
彼はわたしにもクラブにも一度たりとも助けを求めたことはないし、ゆえに、問題を抱えていたかどうかは分からない。
中村は母国ではスターだったし、そういうことには慣れていた。
ここでメディアの注目を集めたことが彼のパフォーマンスに影響したとは思わない。
それよりも、言語のことや、家族や子供たちと離れていたことなどが要因になったのかもしれない。
今回の合意は彼のためにも良かったことだと思う」
一方、今夏に予定されていたチームの日本ツアーについて同会長は、「正直なところ、現在はストップしているが、
すぐに明らかになるだろう」と語った上で、「だからといって、中村のいる横浜FMとは試合ができないという意味ではない。
様子を見なければならないということだ」と、仕切り直しが必要であることを認めた。