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五輪フィギュア:キム・ヨナ、歴史に残る名演技
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26日午後1時21分(韓国時間)。青い衣装を身にまとったキム・ヨナがリンクに立った。
バンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子シングル・フリー、21番目の滑走だった。
(中略)
■華麗で絶妙なジャンプ
キム・ヨナの冒頭の演技は、3回転-3回転の「トリプルルッツ-トリプルトーループ(基礎点10点)」。
この日のフリーで、基礎点10点以上の高難度のジャンプにトライした選手はほかにいなかった。
キム・ヨナにとっては、まさにライバルを圧倒する「絶品ジャンプ」。一寸の狂いもなく、流れるように柔らかに2回のジャンプをこなした。
(中略)
キム・ヨナは、7回のジャンプのうち4回を演技開始2分後に持ってきた。疲れが出始める2分後からのジャンプには、
基礎点に10%の「時間ボーナス」が加算される。だが、すでに羽を広げたキム・ヨナは、
2回転半-3回転の連続ジャンプ「ダブルアクセル-トリプルトーループ」に始まり、その後3度の3回転ジャンプも、
全く乱れることなく見事にこなした。この日の演技で見せた12種類の要素で、
審判の主観で与えられる加点(マイナス3-プラス3点)は17.4点という驚くべき点数が与えられた。
これは、キム・ヨナの演技が完ぺきだったことを示している。
■スピンでも魅了
妖精のように宙を舞ったキム・ヨナは、銀盤に舞い降りても絶妙な演技でライバルを圧倒した。
ジャンプの回転を利用してスピンに入る「フライング・コンビネーションスピン」には、
キム・ヨナの名前にちなんだ「ヨナ・スピン」がある。上半身を反らしながら足を後ろでつかみ、回転するというものだ。
片足を持ち上げて滑走する「スパイラル・シークエンス」はもちろん、演技の最後に登場する
「チェンジフット・コンビネーションスピン」(回転中に足を替えるスピン)でも、キム・ヨナの演技はどこか違っていた。
神が舞い降りてきて「黄金の体」の洗礼を受けたキム・ヨナの長い手足は、わずかな指先の動き一つ一つが一際優雅に見えた。
この日、芸術性を評価する演技構成点は、71.76点。自身の世界歴代最高得点だった68.40点を3.36点も上回った。
(以下略)
>>2以降に続く