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女子野球選手の吉田えり投手（１８）に対し、米独立リーグ、
ゴールデンベースボールリーグの「チコ・アウトローズ」が、
獲得に乗り出すことが２５日明らかになった。
２６日に正式オファーを出す。吉田が条件面で応じて正式契約すれば、
米国の男子プロリーグでプレーする、初の日本人女性選手誕生となる。
吉田は１月末に渡米。プロ球団との契約を目指す多数の選手が集まり、
スカウトの前で８チームに分かれて腕を競い合う「アリゾナ・ウインター・リーグ」に参加。
１月２９日の開幕戦は２回５失点と結果を出せなかったが、
２月１２日のチーム・カナダ戦（７イニング制）では先発して４回を無失点に
抑えて初勝利を挙げるなど、９試合に登板して１勝１敗、防御率４・３４の成績を残した。
この時吉田の所属したチームの監督を務め、今季チコのゼネラル・マネジャー（ＧＭ）に
就任するマイク・マーシャル氏は、「まだ未熟なところもあるが、もっと高いレベルでも
やっていけるところを見せてくれた。機会を与えたい」と語った。
ゴールデンベースボールリーグは昨年、伊良部秀輝投手が所属していたリーグで、
チコはカリフォルニア州北部の都市。男子と一緒にプレーするリーグでは、
１９９７年にアイラ・ボーダーズ投手が、他の米独立リーグで、
初の女性選手としてプレーしている。
吉田えり「まだ（正式に）聞いてはいないが、声がかかるのはうれしいし、
アメリカに来たかいがあった。両親とも相談して前向きに考えたい」
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