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第８２回センバツ高校野球大会（３月２１日開幕、甲子園）に出場する盛岡大付（岩手）の今冬一番の成長株が、
佐藤翔太外野手（１６）＝１年＝だ。自慢の長打力に磨きがかかり、４番候補に成長。雰囲気や顔立ちから、
先輩たちに「ゴジラ」と呼ばれる佐藤が、甲子園で爆発の予感！？ チームはきょう２５日から、福島・いわき
合宿を開始する。
同じ左打ち、打席での構え方や雰囲気が米大リーグ・エンゼルスの松井秀喜外野手に似ていることから、ついた
あだ名は「ゴジラ」。佐藤も長打力が持ち味だ。
「自分は打撃（が売り）の選手。長打力を生かしていきたいです」
佐藤は１メートル７５と長距離砲として大柄な方ではないが、打撃練習は圧巻。盛岡大付は冬場でも、雪を踏み
固めたグラウンドで打撃練習を実施する。足場の悪い中、約１・２キロの竹バットと飛距離の出ないウレタン製の
ボール球を使用。他の選手の打球が距離約９０メートルの右翼フェンス手前で“お辞儀”するのを横目に、佐藤は
ライナーで高さ２・５メートルのフェンス直撃の打球を連発する。
昨秋には、右翼後方の高さ１５メートルの防御ネット上部に直接当たる、推定飛距離１２０メートル超の当たりも
みせた。飛距離はチームトップクラスだ。
背番号９をつけた昨秋は主に６、７番の打順を務めたが、公式戦の打率はわずか・１９４。長打を狙うあまり、打ち
気ににはやり、「上体が前に突っ込んでいた」（佐藤）という。
そのために右サイドに壁があるイメージを強く意識。体の軸もぶれないように、高く上げていた右足をすり足
気味に修正。左足にためができ、打球をより遠くに飛ばせるようになった。冬場の鍛錬で筋力もアップした。最高
６０キロだったベンチプレスは８０キロに、体重も５キロ増の７５キロにスケールアップした。
ソース(>>2以降に続く)
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