10/02/25 20:58:17 0
広島のドラフト1位・今村猛投手(18)=清峰高=が、キャンプ終了後
も1軍に帯同することが24日、決定した。大野ヘッド兼投手コーチが「(開
幕1軍の)枠が確定するまでとりあえずは1軍でと考えている」と明言。夢
の開幕1軍へ一歩前進した。
今村は10日に右肩の張りを訴えて、ノースロー調整を行っていたが、
21日に投球練習を再開。この日も2日連続のブルペンで捕手を座らせて
20球を投げ込んだ。坂道ダッシュを繰り返した後は倒れ込むなり「疲れも
ありますし、体が張って大変ですよ」と苦笑い。それでも、実戦登板と投げ
込み以外はフルメニューをこなしている。
26、27日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフーD)には出場しないため、
25日の宮崎・日南キャンプ打ち上げ後に広島に戻る。1軍の寮に引っ越し
後、3月1日に清峰高の卒業式に出席。2日には日帰りで東京で新人研修
会に出席するため、チーム合流は3日となる。2軍で調整する選択肢もあっ
たが、首脳陣の意向もあり、1軍で英才教育を受ける予定だ。
広島で高卒新人の開幕1軍となると、2000年の苫米地以来、10年ぶり。
「2軍よりも1軍の方がいいですから」と今村もやる気をのぞかせる。コイの
黄金ルーキーが、投球で苦しむ西武・雄星よりも先に、10年ぶりの“快挙”
を確定させる。
(スポーツ報知)URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)