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サッカー岡田ジャパンは弱いが、J1鹿島アントラーズは今年も強い。
サッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)が23日、開幕。3季連続4度目の
出場となる鹿島はホームで中国の長春亜泰と対戦した。攻守に危なげない展開の中で、
前半42分に元日本代表DF中田浩のヘディングで決めた1点をしっかり守りきり、
勝ち点3を確実にもぎとった。
今季で鹿島4季目となるオリヴェイラ監督は「しっかり初戦をモノにできてよかった」
と話した。59歳のブラジル人監督は次期日本代表監督の有力候補。
2014年に母国ブラジルで行われるW杯では、日本を率いて
凱旋(がいせん)帰国をねらっている。
オリヴェイラ監督は選手経験はない。“サッカー素人”ながら、指導者として、
その確固たる地位を築いてきた。オリヴェイラ監督の来日前、元日本代表監督のジーコ氏も、
この点を心配し、「アントラーズで成功するのは難しいかもしれない」と話していた。
しかし、そんな不安はJリーグV3で一蹴した。
選手の信頼も厚い。たとえば鹿島DF内田は日本代表・岡田武史監督(53)が
代表に引き上げたものの、体調不良が続いている。オリヴェイラ監督は
「君も苦しいが僕も苦しい」と内田に対して励ましたという。
また昨季のJリーグ優勝会見では、報道陣に「小笠原みたいな素晴らしい選手が、
W杯南アフリカ大会を日本のテレビで見るようなことがあってはいけない」
と真剣な表情で訴えた。
これを聞いた鹿島MF小笠原も感激したという。昨季、日韓オールスター戦で
日本代表を指揮したオリヴェイラ監督について、「アントラーズが強い一番の理由は
監督にあると思います」と多くの選手が、その手腕や人格を評価していた。
残念ながら、岡田ジャパンには「オリヴェイラ特別コーチ」を招へいする考えは全くない。
もったいない話だ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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