10/02/22 05:36:08 P
日本中央競馬会(JRA)の馬券(勝馬投票券)売り上げで、インターネットや携帯電話
などを使って馬券を購入する「電話投票」の割合が初めて5割を超えたことが20日、
本紙の調べでわかりました。競馬場に出向かなくても馬券が買える気軽さが特徴
ですが、賭博の日常化、若年層の競馬への誘引などの問題も懸念されます。
JRAの直近の「事業報告書」によると、2008年中の中央競馬の馬券発売金総額
2兆7562億円余のうち競馬場などの施設内で売り上げた「現金投票」が1兆3366
億円余(48・5%)に対し、「電話投票」が1兆4196億円余(51・5%)となりました。
1974年の電話投票制度開始以来、初めてこの比率が逆転、「電話投票が半数を
超えた」(JRA報道室)といいます。
過去5年間をさかのぼると、04年には総売り上げ2兆9370億円余に対して電話
投票は1兆2227億円(41・6%)でした。この間に、総売り上げが約2000億円
減る中、電話投票だけは2000億円近く、のびたことで比率が逆転しました。
中央競馬の馬券売り上げは、97年の4兆162億円をピークに、売り上げ、競馬場
入場者数とも大幅な減少が続いています。しかし、電話投票会員だけは96年の
71万人から08年の307万人へと急膨張しています。(続きは>>2以下)
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