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電話投票制度は、競馬場や場外馬券売り場の混雑緩和などを理由に始められました。
しかし、高額の保証金を預かったこと、電話がつながりにくいなどシステム上の問題点
から利用はのびず、売り上げに占める割合は4%程度でした。
しかし、近年のIT技術の発達、銀行の新しい決済システムとの融合が進んだことで、
特定の銀行に個人口座を持っていれば、携帯電話からでも即日電話投票会員になり、
馬券の購入や当選金の払い戻し、馬券購入資金の追加までできるようになっています。
「競馬法」では元々、馬券の販売や配当金の支払いは、競馬場内で、入場者に対して
行うものとしていました。その後の規制緩和が進む中で、競馬場に入場せずに馬券
だけを買う形態が過半を占めるに至ったのは、中央競馬のあり方の大変質といえます。
競馬ファンからは「馬と騎手が一体となって技とスピードを競うレースを楽しむのが
競馬なのに、ただ賭けの対象にするというのはおかしい」という声があがっています。
(後略)