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遼７ボギー３回戦 自滅ボロ負け５＆４
勝ちに色気が出たらボギーの山
●世界選手権シリーズ・アクセンチュアマッチプレー選手権
米アリゾナ州リッツカールトンＧＣ＝７８４９ヤード・パー７２【３日目】
１回戦、２回戦を勝ち上がった石川遼。１９日、３回戦の対戦相手はトンチャイ・ジェイディ（タイ）。
余裕の表情でスタートティーに立った石川だが、スタートから２ホールでいきなり足をすくわれた。
パー、パーにまとめた石川に対し、ジェイディは長めのパットをねじ込み連続バーディー。
いきなり２ダウンとなってしまった。
３回戦まで進んで勝利に「色気」が出てきたか石川。３番から破れかぶれの猛攻に出た。
しかし状況は好転しない。３、４番と連続ボギー。この２ホールはジェイディもボギーで救われた。
６番でひとつ返し１ダウンとしたが、７、８、９で３連続ボギー。一方、ジェイディはパーにまとめ、
ハーフを終わって石川４ダウン。インに入っても石川のゴルフはガムシャラのドタバタプレー。
１１、１２番をボギーとして６ダウン。
もう後がないという１３番でこの日初めてのバーディーを奪い５ダウンとしたが、１４番を
分けて５＆４で試合は終わった。世界マッチプレーに勝った青木功がこう言ったことがある。
「マッチだからといって特別な戦い方はないよ。ストロークプレーと同じ。
ひとホールごと手堅くまとめていくだけ」
この日の石川は７ボギー（１バーディー）。恥ずべき自滅プレーを世界にさらしてしまった。
2010年2月20日発行の日刊ゲンダイより
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