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「155キロ」。楽天のスコアラーが構えたスピードガンに、この時期にはめったに
お目にかかれない数字が出た。抑え候補の新外国人モリーヨが紅白戦で投じた
1球だ。
最終回の7回に登板した。先頭の藤井はバットをへし折って中飛に打ち取った。
続く塩川は遊ゴロ。ここで練習のために走者を一塁に置いた状況で楠城と対したが、
クイックもそつなくこなし、チェンジアップで空振り三振に仕留めた。
米大リーグ経験もある右腕は「良かった。日本のボールの方が握りやすいね」と
柔和な笑みを広げた。191センチ、98キロの長身から、力強い腕の振りで投げ下
ろす姿は迫力満点だ。
バットを折られた藤井は「クルーン(巨人)より球に重さがあるし、すごい回転が
効いている。ストライクが入るのもいい」と降参の表情。佐藤投手コーチも「制球も
合格点。期待に応えてくれるんじゃない」とうれしそうだ。
モリーヨは「きょうは90パーセントぐらい。実戦を重ねれば、もっと速い球も投げ
られる」と頼もしい言葉を並べた。福盛と争うクローザーの座に向け、強烈な
アピールとなった。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
紅白戦で最速155キロをマークした楽天・モリーヨ Photo By 共同
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