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闘莉王、浮きまくり初練習
名古屋グランパスは17日、指宿キャンプ後、2日間のオフをはさんで、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで練習を再開した。
新加入のDF田中マルクス闘莉王(28)、MF金崎夢生(21)ら日本代表4選手が合流し、今季初めて全30選手が顔をそろえた。
大型補強した“新生グランパス”が、本当の意味でのスタートを切った。
昼食をはさんだ午後練習。闘莉王の周りには、奇妙な空間があった。午前の練習では、代表4選手は別メニュー調整だった。
初めて、全選手が同じ練習メニューとなったが、積極的に話しかける選手の姿はなかった。
いつもは新人選手に積極的に絡んでいくFW巻は「先輩だし、まだ絡めませんよ」。
ボールを受け渡す際に、闘莉王から「阿部ちゃん」と呼ばれたDF阿部は、「まだ自分からは名前を呼んでないです」。
遅れてきた超大物に対して、若手はもちろん、実績のある選手でも、あいさつ程度という選手が多かった。
浦和でも同僚だったMF三都主は、前夜には、ともにブラジル料理を食べに行ったという。しかし練習中は、
「知っている人だけと話していてはダメ。まだ、闘莉王のことを怖がっている人も多い。
チームになじむには、練習を一緒にこなすことが1番」と、あえて助け舟を出さなかった。
ボールを使った練習が続くにつれて、距離感は少しずつ縮まってきた。
闘莉王の声も大きくなり、プレースタイルも激しくなった。
闘莉王は徐々に本領を発揮してきたが、結局、お互いの距離感は残ったまま、初日の練習は終わった。
しかし、闘莉王に焦りは全くない。「サッカーはボールで会話ができるから」。
練習に入ってみても、グランパスに抱いていた印象とのギャップはなかった。
「技術の高い選手が多い。自分はそんなに、きれいにプレーできないが、激しいスタイルを出していく」。
闘莉王は、自分らしさをそのままに、ボールで会話しながら、少しずつチームになじんでいく。 (伊東朋子)
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