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卒業式というセレモニーを経験してきた多くの人たちにとって、それは切なくも感動的な思い出として
心に残っていることだろう。式典と名のつくモノは、どうも硬くて苦手という人にとっても、学校が好きじゃ
なかった人にとっても、卒業式は別という気がしている。だからこそ“卒業ソング”と呼ばれる歌が、
サマーソングやクリスマスソングと並んで数多く存在するし、毎年この時期になるとテレビや雑誌で
特集を組まれたり、新しくリリースされたりする。近年は、卒業式でJ-POPアーティストの卒業ソング
を歌うことも多くなってきているようだ。
AKB48の卒業ソングといえば、2006年にメジャーデビュー前に1stシングルとしてリリースされた
「桜の花びらたち」が、まず頭に浮かぶ。ポップでキャッチー、なんといってもドラマティック。
今年の年明けに行われた恒例のライブ“リクエストアワーセットリストベスト100 2010”では、3
2位と上位にランキングされていた人気曲である。
そして2010年、目の覚めるような進化を遂げたAKB48が、サプライズを超えるサプライズを見せてくれた。
「桜の栞」は、「桜の花びらたち」と同じく別れと旅立ちをテーマにした歌ではあるが、卒業ソングというよりも、
卒業の歌。……まぁ、“ソング”を日本語にしただけだが、このニュアンスの違いはわかっていただけるだろう。
そして、J-POPというよりも100%“合唱曲”。演奏もピアノの伴奏(……という表現がピッタリなので)と、
ストリングスのみ。歌詞は等身大口語調ではなく、全世代に伝わる詩的な表現になっている。
この歌の美しさは、その言葉のやさしさはもちろん、コーラスにある。1番、2番、大サビ、
すべて異なったコーラスが重なっていて、主メロを切なくも感動的に盛り上げているのだ。
(>>2以降に続く)
ソース:ORICON STYLE(02/17)
URLリンク(www.oricon.co.jp)
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