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しがらみ 人気頼みで冬季五輪にジャニーズを使い続ける愚かさ
スポーツに強い局アナがいれば十分
●金もかかるのに
バンクーバー五輪がスタート。テレビ各局は五輪中継で大騒ぎだが、いらないのはやはり、
ジャニーズのタレントだ。
日本テレビは「嵐」の桜井翔(28)をスペシャルキャスターに起用。TBSは「SMAP」の
中居正広(37)がメーンキャスター、テレビ東京では「V6」の井ノ原快彦(33)を
スポーツキャスターに起用している。
桜井は開会式や14日の女子モーグル中継などに出演したが、荒川静香がいれば問題なし。
中居は16日にフィギュアの中継を担当したが、14日の現地スタジオでの上村愛子の
インタビューでは姿がなく、高橋尚子がキッチリ対応していた。中居が必要か疑問。
井ノ原に至ってはまだ出番なしである。
芸能評論家の肥留間正明氏がこういう。
「ジャニーズ人気にあやかって視聴率アップをもくろんでいるのでしょうが、スポーツ中継には
実に邪魔な存在です。荒川静香のように選手としての実績もあり、キャスターとしても経験を
積んでいる人物のキャスター起用以外は邪魔なだけ。五輪はショーじゃないし、タレントの
応援団なんかは必要ありません。視聴者だってテレビ局の腹の内は見透かしていますよ」
3局とは対照的に、テレビ朝日はスポーツキャスターの松岡修造と武内絵美アナの
実力派コンビがメーン。フジテレビは自局のアナウンサー陣をフル回転させて五輪を
伝えている。それだけに、ジャニーズ頼みの日テレ、TBS、テレ東が浮いている。
テレビ局は各局とも制作費の大幅削減が至上命題。本来ならタレントのギャラを
削るべきなのに、しがらみと人気頼みでジャニタレを使っている。愚かな判断というしかない。
2010年2月16日発行の日刊ゲンダイより