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出場した韓国勢4人の中で、牟太◆(かねへんに凡)は500メートルに限れば最も期待されていなかった。
韓国第4の男は「金メダルなんて夢そのもの。空想したことはあるけど、取れるなんて思いもしなかった」。
本人も驚く栄冠だった。
メダルを狙っていたのは1000メートル。金寛奎監督が小声で明かした。
「500は練習台だった。まさか勝つとは…。プレッシャーがまったくなかったのが勝因」。
ショートトラック陣に先を行かれていた韓国スピード界にとって、うれしい誤算で待望の金メダルがもたらされた。
夏場にショートの練習を積んでカーブワークが向上。
スプリンターらしいスタートの速さも身に付けてきたところで五輪を迎えた。
李康★(夾の人を百に)と李奎▼(火ヘンに赫)の2枚看板は4、15位。こうみると韓国勢の層の厚さが改めて分かる。
銅メダルの加藤は「最初の100メートルが速ければ怖い存在だと思っていた」と警戒していた。
この日が21歳の誕生日。
大会組織委員会によると、冬季五輪の個人種目で誕生日に金メダルを獲得したのは34年ぶり4人目。
「本職」の1000メートル、1500メートルに向け「これで自信がついた。次の種目に集中したい」。
圧倒的強さを誇る米国のデービスに挑むレースが楽しみになった。
牟太◆(モ・テビョム)、李康★(イ・ガンソク)、李奎▼(イ・ギュヒョク)、金寛奎(キム・グァンギュ)
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