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エスパニョールの日本代表MF中村俊輔(30)が、6月のW杯南アフリカ大会まで出場機会を
求めて移籍する場合、古巣の横浜Mへ一本化したことが13日、明らかになった。
故障明けで14日のラコルーニャ戦での復帰を目指す司令塔だが、今後も控え生活が
続く場合には、7年半ぶりの古巣凱旋が実現しそうだ。
バルセロナで日本の司令塔の去就問題が過熱する中、最大のキーマンが口を開いた。
「あくまで中村本人がエスパニョールで試合に出ることが何よりも先決事項です。
それでも、W杯までに出場機会が得られないのなら、日本に戻るという可能性はゼロではない。
もしも、マリノスが必要としてくれるのなら、横浜に戻るということが自然な形だと思います」。
この日午後、スペインから帰国した俊輔と契約するロベルト佃代理人(38)が成田空港で話した。
右太もも裏の故障から復調傾向の俊輔は14日のラコルーニャ戦での復帰に照準を合わせて
いたが、ベンチ外となった。ポチェッティーノ監督(36)は「けがではなく監督としての決断だ」と
体調の問題ではないことを明言。俊輔の現在の目標はクラブでの定位置奪還。
だが、6月のW杯南ア大会を前に出場機会が今後のリーグ戦で限定される場合、俊輔サイドは
新天地の有力候補先を7年半ぶりの古巣・横浜Mに一本化した。
セルティック時代の昨年6月、俊輔は3年契約の正式オファーを受けた横浜M移籍を
一時決断した。「俊輔獲得プロジェクト」を発足させ、入念な受け入れ準備を整えていたはずの
横浜M側だが、正式契約直前に条件面の変更に出たことから、移籍交渉は急転暗礁に。
生まれ故郷への凱旋をやむなく断念。同7月にスペイン移籍を選んだ経緯があった。
スペイン地元紙では俊輔のJリーグ復帰話が沸騰中だが、代理人はクラブ首脳陣と司令塔の
去就会談を一切持たず。テーマはアジア市場の戦略会議だったという。横浜M側との
移籍交渉も現状ではないが、南ア大会で活躍するために運命の決断を下すのなら、新天地は
横浜M以外に存在しない。
ソースはURLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)