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2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(37)=引退=が11日(以下、韓国時間)、
カナダ・バンクーバーの冬季五輪メーンプレスセンターに姿を見せた。
TBSの「フィギュアスケート・リポーター」として取材に来た高橋は、記者にインタビューを求めた。
高橋は予想どおり「フィギュアの金メダルは誰だと思いますか」とストレートに質問してきた。
これに対し、記者は「今季の競技力で見ればキム・ヨナ」と答えた。高橋は納得したかのようにうなずいた。
浅田真央の金メダルを心から願っている日本も、今では「キム・ヨナが最高」という事実を
認めているムードだ。世界の多くのメディアも、バンクーバーの「フィギュアの女王」候補に
キム・ヨナ(19)=高麗大=を真っ先に挙げる。米ワシントン・ポスト紙は11日の電子版で
「キム・ヨナが窒息(ミス)しない限り、優勝するというのが一般的な予想」と報じた。
このように、世界がキム・ヨナの金メダルを既成事実化しているが、本人としてはそう簡単な
ことはできない。五輪開幕日(13日)まであと二日というこの日も、キム・ヨナはバンクーバーから
遠く離れたトロントで自分自身と闘っていた。開幕式に参加せず、19日にバンクーバー入りしても、
インタビューは受けない方針だ。「今、自分にとって最も大切なのはメンタル面でのコントロール」
ということを誰よりもよく認識しているのだ。
08年-09年シーズン前、キム・ヨナは心理的に大きく動揺していた。その前の2シーズンとも、
けがのため世界選手権で3位に甘んじるなど、いい結果が残せなかったためだ。
「今度こそ絶対に痛みを感じない」と自己暗示をかけたが、フィギュアは想像以上に
ナイーブなスポーツだ。ショートプログラム(SP)ではミスなしの演技で最高点を更新し続けたが、
フリーでは「クリーン・プログラム(ミスなしの演技)」をしたことがないということからも分かる。
(>>2以降に続く)
ソース:朝鮮日報(02/12 09:59)
URLリンク(www.chosunonline.com)
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