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春の陽気 男衆も熱く 大川で裸ん行
福岡県大川市で８日夜、約３５０年続く「風浪宮（ふうろうぐう）例大祭」が、前夜祭の「裸（はだか）ん行（ぎょう）」で
幕を開けた。この日は、午後７時を過ぎても気温が１５度を上回る暖かさ。春を思わせる陽気の中、裸の男たちが
勇壮に市内を走り、無病息災を願った。
締め込みに鉢巻きの男たち約６００人が、たいまつを手に同市向島の若津神社を出発し、「わっしょい、
わっしょい」と掛け声を上げ、同市酒見の風浪宮までの約３キロを疾走。道中では「邪気退散」と書いた大うちわで
沿道の市民に風を送り、厄よけを行った。
南から暖かい空気が流れ込んだ福岡県内は８日、各地で４月上旬－下旬並みの陽気。福岡管区気象台に
よると、８日の最高気温は、福岡市１９・１度▽北九州市１８・０度▽久留米市１８・２度‐などで、平年より８－９度
高かった。この暖かさは１１日ごろまで続く見込み。
ソース
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たいまつやちょうちんを手に市内を駆け抜け、終着点の風浪宮に入る参加者たち
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