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「菊池特需」に選手、首脳陣ホクホク
「聞きたいことあるんでしょ、ほら」
●西武
猫も杓子(しゃくし)も菊池、菊池だ。
7日、西武の菊池雄星(花巻東)が後藤オーナーの見守る中で「御前投球」。
涌井と岸の2枚エースに挟まれながら68球を投げた。
練習後の本人が「暴投するくらいの意識を持って投げた」と振り返ったように、
これまでと比べて大胆というか、大きな力強いフォームだった。最近は
「力み過ぎているから」とあえて力を入れない投球をしていた菊池が、
急に投球スタイルを変えた裏には涌井のアドバイスがあった。
ブルペン入り前に菊池からアドバイスを求められた涌井はこう話す。
「考えながら投げていると思ったから、もっと大きく投げていいよ、と。
彼の高校時代を思い出して、なんか小さく投げてるなと思ったんで」
涌井に限らず、西武の選手たちは当初、菊池に関する質問に食傷気味だった。
かつては涌井も「えー、また菊池の話ですか」と露骨な態度だったが、この日は
「聞きたいことあるんでしょ、ほら」と、ぶっきらぼうながらも報道陣が菊池について
聞きやすい雰囲気をつくっている。
他にも「一緒にゲームをしている」と明かした中島や、毎日、菊池のことしか聞かれなくても
嫌な顔ひとつしない潮崎コーチにしても、むしろ菊池の質問を歓迎しているフシすらある。
西武は去年、Bクラスに転落。選手や首脳陣が大きくかわったわけではないし、
菊池がいなかったら話題性はほとんどない。実際、西武のキャンプに関する記事は
「菊池一色」。涌井やその他の選手、首脳陣が活字になるのも、菊池がいるからこそなのだ。
プロ野球は、ある意味で人気商売。菊池がいることでファンやマスコミに注目されれば、
チームも活気づく。西武の選手や首脳陣は菊池に足を向けて寝られない―。
2010年2月8日発行の日刊ゲンダイより
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