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日本代表は8日、千葉県内で東アジア選手権第2戦・香港戦(11日、国立)に向けて
練習を再開した。2戦連続のスコアレスドローに終わった6日の中国戦を受け、
MF遠藤保仁(30=G大阪)はチームコンセプトにとらわれず自由な発想でプレー
することの重要性を強調。得点力不足解消へ、選手が自主性を発揮し始めた。
2戦連続無得点の危機的状況打破に向け、遠藤は「決められたことだけやってもダメ。
あまりコンセプトを考えずにやらないと。自由に楽しくやればいい。窮屈にやっても
仕方ない」と訴えた。
岡田監督は練習前のミーティングで中国戦と、昨年11月18日の香港戦(4―0)の
DVDを選手に見せた。主に良かったシーンを編集した約30分の映像で「素晴らしい
試合をしている」と力説した。だが、お粗末な試合が続いていることは明白。
練習後は「まだ頭で考えてサッカーをしている。ぎごちなくやっている。もうちょっとしたら
(ぎごちなさが)取れてくる」と試合数をこなせば機能することを約束したが、手詰まりの
感は否めない。そうした指揮官の対応にしびれを切らし、選手たちが自主的に解決策を
模索し始めた形だ。
闘莉王は「ゴールできるように後ろからガンガン上がる。リスクを冒してやる」と状況次第では
バランスを崩して攻撃参加することを宣言。岡崎も「現状維持ではダメ」と語気を強めた。
選手が指示に縛られずプレーすることはチームが成長している証だが、指揮官との距離が
広がっているともいえる。大会前に岡田監督は「結果に対して責任を取る」と明言した。
優勝を逃せば去就問題に発展する可能性もある。結束を保つ上でも香港戦では結果が
求められる。
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練習で小笠原満男(左)をかわして攻め上がる遠藤保仁
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