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男子プロバスケットボール、bjリーグは今季の前半戦を終えた。
宮城県利府町で行われたオールスターゲームが過去最多の観客でにぎわうなど
知名度の高まりを示す。
同時に、日本協会やその傘下にある日本リーグ(JBL)との間に新たな動きも出始めている。
河内敏光コミッショナーに話を聞いた。
―オールスターには約6000人が詰め掛けた。
「寒い中、開門前から長蛇の列が出来ていた。
仙台がbjの先進地として、かなり計画的に準備を進めてくれたおかげでビジネスとしてもうまくいった。
過去最高のオールスターだった」
―来年は大阪で開催される。
「仙台を基準に据えれば、bjの認知度はさらに上がっていくだろう。
ブースター席を東西に分けて応援合戦を盛り上げたり、
各チームのチアが参加するなどして多彩な演出を凝らすのもいい。オールスターはbjの一番のPRの場だ」
―チーム数が増える一方、経営難に直面するところもある。
「昨季から、経営基盤の確立という観点で参入基準を厳しくした。
また、今月末をめどに『bjリーグ公式戦開催安定基金』を立ち上げる。
各チームが1口500万円で1―3口を基金に入れ、貸し付けできるようにする」
―日本協会とbjによる「あり方検討委員会」は、bjのチームと選手の日本協会登録を目指している。
「bjの選手が日の丸をつけられるようになるのはいい流れだ。行政の協力も得やすくなる」
―2013年をめどに、双方が統合した新リーグ設立の動きもある。
「確かに一つのリーグにした方が分かりやすい。
だが、プロのbjには地域密着、独立採算という理念があり、企業スポーツのJBLとは違う。
選手の年俸を1年でも早くJBLに近づけるなど、我々の努力も必要だ。
やるなら夢のあるものにしないと。必ずしも期限にこだわる必要はないのではないか」
―来季は秋田などが新たに参入する。
「『バスケットボール=秋田』という意識が秋田にはあるのでは。
プレシーズンゲームも大勢のお客さんが来てくれた。
チームが強ければ、1年目から黒字になってもおかしくない土壌がある」
KoLnet(河北新報)
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