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ポップス界の女王、松任谷由実(56)の冬の恒例ライブ「SURF&SNOW in Naeba」が4日、
新潟県の苗場プリンスホテルで開幕した。81年のスタートから30年目の記念公演。
ライブと同じ81年生まれの横綱・朝青龍とは昨年夏に対談。突然の引退表明に「憎めない、
チャーミングな人だった。まだ勝負するって気持ちはあったはず」と無念な思いを代弁した。
30年以上にわたってポップス界をけん引してきたユーミン。若貴ブーム後の相撲界を
引っ張ってきた朝青龍の引退表明に「横綱はいつか引退しなければならない。アスリートには
みんな引退があるから…」と話し、頂点にいる者だからこそ自ら決断しなければならない
宿命を実感していた。
「朝青龍引退」のニュースを耳にしたのは最終リハーサルに入る直前の午後3時すぎ。
玉ノ井親方(元大関・栃東)と親交があるなど相撲好きで、横綱とは昨年8月に一般紙の
対談企画で対面した仲。本番前、取材陣の質問に「チャーミングな人だなあと思った。
憎めない感じでね」と印象を語った。
対談で横綱に尋ねたのが「引退後の生き方」だったという。「あれだけの人だから、
その後の人生について聞いてみたくなってね。すると“あんた引退、引退ってよう言うねえ”
と言われちゃって。にこやかだったけど、触れられたくない感じだった」と振り返った。
そして、その時の様子を踏まえ「辞められても素晴らしい成績は残るし、モンゴルへ
帰っても豊かな人生を歩まれると思いますが、まだ勝負するって気持ちがおありだった
とは思います」と気遣った。
自身の今後については「2012年で引退なんて書かれた時もあったわね」と大笑い。
「でも私は引退しませんよ。そりゃあ活動の形態は変わっていくと思うけどやり続けます!
苗場はこれからさらに30年はやろうと思います」と宣言した。
言葉通り、この日のステージも元気いっぱい。30年で最長の3時間近くにわたり、
新曲「ダンスのように抱き寄せたい」など過去最多の26曲を歌唱。本編ラストの名曲
「BLIZZARD」はまさに“結びの大一番”と言える熱演だった。
スポニチ:URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)