10/02/05 10:46:00 0
「いい投手ですよ。ルーキーと知らんかったら、受けたいと思う。マリナーズに来た
(新人)選手よりいい。あのままの投球したら、十分に勝てるんじゃないの?」
2日、阪神の城島は、ブルペンでボールを受けたドラフト1位の二神(法大)を
こう言って褒めちぎった。が、久保投手コーチは二神を「いい投手」とは言うものの、
「まだまだ体、体幹ができていない」と発展途上の投手とみている。
城島発言は、多分にリップサービスもあったのだろう。
城島は自主トレ期間中は報道陣に冷たかったが、キャンプインしてからは取材にも応じるし
評判は上々。しかもファンのウケもいい。
練習後には2日続けてのサイン会を実施。この日は室内練習場前に並んだ約200人の
ファンに対し、「勝った方にサインする」と言って、両サイド1人ずつのファンを選んで
じゃんけんをさせて、その場を大いに盛り上げた。
城島はダイエー時代からファンを大事にする選手だが、メジャーでの4年間で
その意識がさらに強くなったようだ。
大リーグではマスコミ対応やファンサービスの重要性をマイナーリーグ時代に教育される。
「高額年俸をもらえるのは多くのファンがいればこそ」という感謝の気持ちがあるから、
嫌な顔を見せず大勢のファンにサインをしたり、慈善活動に精を出す。
そんなメジャーの常識に城島が多大な影響を受けたとしても不思議ではない。
毎年、阪神の沖縄キャンプは2週間とちょっと。シーズン中は公式戦も行われず、
ファンと接する時間は短い。ならば主力選手は城島のように、もっとファンサービスに
努めるべきだと思うのだが、なぜか無愛想な選手が多い。
その筆頭が金本だろう。阪神の看板選手である金本は、キャンプ地でサインをねだるファンに対し、
いつも無視するか、ぶっきらぼうな態度を見せる。スポーツ紙の取材もほとんど受け付けない。
キャンプ、オープン戦で最も重要なのは開幕までの調整ではあるが、
ファンへの感謝の気持ちがみじんも感じられないのは問題だろう。
(続く)
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