10/02/01 12:52:28 0
プロボクシングの亀田3兄弟を抱える亀田家が、長年良好な関係を続けていた
TBSとの縁切りを前提に、他の在京キー局にアプローチしていることが分かった。
昨年11月29日に行われた長男・興毅と内藤大助のWBC世界フライ級タイトルマッチは
TBSが独占放送し、2009年の年間最高視聴率43.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
を叩き出したばかり。TBSが“ドル箱”を手放す裏には、亀田戦はスポンサーが
付きにくいという事情があるという。
「実はこの前、亀田のほうから『契約しないか?』という趣旨の打診があったんです」
ある民放キー局の関係者は、こう打ち明ける。
亀田といえばTBS、というほど両者の結びつきは深い。亀田家が大阪にいた時代から
TBSはドキュメンタリー番組などで父・史郎氏と3兄弟を追いかけ、兄弟が協栄ジムに
移籍して東京に移った後には亀田プロモーションと長期契約を結んだ。
その後、疑惑の判定と話題になった興毅とランダエタの世界戦や、次男・大毅が反則を
連発した内藤との世界戦などでさまざまな批判は受けたものの、いずれもテレビ放送の
視聴率は高かった。
それだけに、TBSが亀田家という優良コンテンツを手放すとは考えにくい。
だが、あるTBS関係者は「もう、亀田では商売にならないのです」と語る。
実際、昨年11月の内藤戦は年間最高視聴率を記録したが、「パチンコメーカー以外、
ほとんどスポンサーが集まらず、番組の採算的にはかなりの赤字だった」というのだ。
この関係者によると、亀田の試合は高視聴率はとるが、悪役キャラが定着しているため、
視聴者からの反発を恐れてスポンサーが付かないのだという。CM収入で稼ぐ民放としては、
おいしくないコンテンツなのだ。このことはテレビ業界でも知られており、亀田家から打診された
民放キー局の関係者も「ウチも乗り気ではないと聞いています」と語る。
(続く)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)