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11年ぶりにJリーグ1部(J1)に昇格を決めた湘南ベルマーレ。
昨年末の快挙は地元を明るく照らしたが、ホームグラウンド「平塚競技場」(平塚市大原)を
所有する市の幹部は一方で、悩みの種を抱えることとなった。J1開催に求められるプレーを
動画で再生できる大型映像スクリーンの整備問題だ。
財政難の市には最大10億円の負担はずしりと重い。予算編成作業が大詰めを迎える中、
支出を最低限に抑えるリース契約とすることでついに決意を固めたようだ。
福袋を開けたら多額の請求書が入っていた―。そんな心境だっただろうか。大蔵律子市長は
昇格が決まった当初から「行政としても背伸びするくらいの気持ちで支援する」
と選手やサポーターに公言はするものの、具体的な支援策については明言を避けてきた。
背景は急激な景気悪化。工場などが集積する平塚では税収が2年連続で大幅に減少し、
新年度予算を組むには財政調整基金(貯金)の取り崩しや前年度並みの市債発行(借金)などを
しても約40億円が不足する見通しが示されていた。
さらに市庁舎や市民病院、ごみ焼却施設の建て替えなど老朽化したハードの整備も待ち受ける。
ただでさえ巨額の投資が見込まれる中で浮上したスクリーン問題。8億~10億円程度という
試算もあり、「他の文化事業を徹底的に見直す中、ベルマーレだけに多額の税金を投入できるのか」
と疑問の声も庁内からもれるなどジレンマに陥っていた。
一方で、いまやJ1開催の競技場ではスクリーンは“標準装備”。設置していないのは京都サンガの
西京極スタジアムと平塚だけだ。それだけに球団やサポーターの要望は強い。大蔵市長は
「設置を望む市民もいれば、反対する市民もいる。判断は難しいが、私が決めるしかない」
と熟慮を続けてきた。
(続く)
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2:鳥φ ★
10/02/01 11:08:20 0
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そして今月半ばの予算案の市長査定。この段階でついに「ゴーサイン」を出したようだ。
ベルマーレがJ1で活躍することによる全国へのアピール度や他チームのサポーターも
多く集まることで地域経済が潤うなど効果を重視。さらにJリーグ観戦以外でもスクリーンを
活用できるよう工夫することでサッカーファン以外にも広く理解を得たいとの考えだ。
手法についても中古品の購入や、再整備が必要な平塚競輪場(同市久領堤)の掲示板の移設など
複数案を検討したが、出費を分割でき、手続きが簡易でより早く設置作業に入れるリース方式が
最有力候補となっている。さらに出費を圧縮し、2月の市議会に提案。正式決定すれば、
春ごろから取り掛かる。完成まで半年以上を要するが、今シーズン中に間に合う見通しだ。
「ベルマーレにはスクリーンお披露目となる終盤戦に、少なくともJ1にとどまれる順位で
ぜひ活躍していてほしい」。ある市幹部は早くも切実な願いを口にしている。
3:名無しさん@恐縮です
10/02/01 11:09:13 8hesv1dyO
勝難頑張れ