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ベガルタ仙台は30日、ユアスタで新入団会見を行った。クラブ史上初めて観客の前で
お披露目する形が取られる中、新加入の5選手が登場。J2大分から移籍したMFフェル
ナンジーニョ(29)は、いきなり「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得」を目標
の最低ラインとして設定した。会見後は「ドリームマッチ2010」が行われ、元ベガルタ仙台
のGK高桑大二朗(36)がファインセーブを連発するなど大いに盛り上がった。
初めてユアスタのピッチに立ったフェルナンジーニョの表情は自信にあふれていた。同じ
新加入のFWレイナルド、MF太田、高橋、DF鎌田と“青空会見”に臨むと、サポーターに
「こんにちは。これから力を合わせて頑張りましょう」と流ちょうな日本語で一言。G大阪など
でJ1通算158試合に出場してきた経験はダテではなかった。
目標は、はっきりしている。目指す順位を聞かれると、「1位だよ」と即答。ベガルタにとって、
7年ぶりのJ1だが、新助っ人にとっては慣れ親しんだ舞台。決して大それたことを言っている
つもりはない。「去年の広島はいい成績を出したでしょ」とニヤリ。昨季、広島はJ1復帰1年目で
上位争いに食い込み、4位でフィニッシュ。リーグ3位のG大阪が天皇杯を制したため、今季は
繰り上げでACLに出場する。これこそ、新チームで目指す最低ラインだ。
豊富な運動量とアイデア、そして、ブラジル人らしい確かな技術でチャンスを量産する。プレー
はもちろん、手倉森監督が評価するのは豊富な経験値。04年から、ほとんどの期間を日本で
プレーしてきた選手だからこそ、「J1での経験をチームに落とし込んでもらいたい」と期待を込める。
「若い選手に経験を伝えたい」と自覚十分のフェルナンジーニョの存在が、チームをJ1仕様に
仕上げていくための最後のスパイスとなる。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
クラブ史上初めて、ユアスタで新入団会見を開いたベガルタ(後列左からフェルナンジーニョ、レイナルド、手倉森監督、白幡社長、鎌田、高橋、前列右手前は太田)
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