10/02/01 21:38:36 mTFl6Bd20
>>393
イチローからも直接誘われてるしな↓
その日(2005年9月1日)はイチローの妻、弓子さんが友人を連れて
試合を観戦に訪れていたため、試合を終えて駐車場に向かうイチローが
しばし足を止めて、出口のところでその友人たちと談笑していた。
ちょうどその後ろを松井が通りかかった。
最初、松井はイチローに気づかず、いったん外へ出た。ところが、そこで
ふと振り返った松井は、イチローがいたことに気づき、慌てて戻ってきた。
「イチローさん」
「おお、お疲れ~」
握手を交わした二人。やおら、イチローがこう切り出した。
「もう、オレらに出ないという選択肢はないぞ」
「WBCのことですか」
「三月に東京というのはキツいから、アジア予選は免除してもらうとか、
そういう可能性はあるかもしれないけど、出ないという選択肢は、なくなるよ」
「そうか……」
イチローの気持ちは、この時点で参加に傾いていた。
イチローは、九月一日の時点で参加の意志をハッキリと松井に伝えていたのである。
(石田雄太『屈辱と歓喜と真実と~“報道されなかった”王ジャパン121日間の舞台裏』より引用)