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27日に発表された、開始時間入りのセ・リーグ詳細日程に大異変が起こっている。
広島を除く5球団がデーゲーム開催を増やし、リーグ全体で昨年よりも26試合も
多くなっているのだ。
「土日、祝日はデーゲーム」が基本のパ・リーグに対し、セ・リーグが平日と同じく
ナイター中心だったのは、1試合1億円を超えた巨人戦の放映権料があったから。
視聴率を考えれば、「デーゲームよりナイター」という、テレビ局の考え方だった。
が、放映権料など計算できない現状では球場に来てくれるファン最優先は当然だ。
3時間を超える長い試合時間でも帰宅時間を考えなくて済むデーゲームは、なによりの
ファンサービスになる。実際に観客動員増にもなっている。5球団のデーゲーム増を
具体的に見てみると-。
リーグ4連覇、2年連続日本一を目指す巨人が昨年の17試合からさらに3試合増の20試合。
ちなみに日本テレビ地上波の今季巨人戦中継は昨年同様22試合だが、史上初めて
デーゲーム(14試合)がナイター(8試合)を上回っている。
4年ぶりのリーグ優勝がノルマの中日は18試合からなんと10試合増の28試合でリーグトップに。
白井オーナーから観客動員増の大号令が出ているから、思い切ったデーゲーム増に
踏み切ったのだろう。本拠地・神宮が学生野球と同居のためにデーゲーム開催をしにくい
事情があるヤクルトも3試合から7試合増えて3倍以上の10試合。12球団ナンバーワンの
観客動員を誇る阪神までが9試合から倍近い8試合増の17試合。
2年連続最下位独走の汚名返上を期す、尾花新監督率いる横浜も2試合増え、20試合。
唯一4試合減った広島にしても、昨年リーグトップの21試合から17試合になったわけで、
もともと多かったのが微減になっただけだ。
今後もテレビ局の巨人戦中継が減ることはあっても増えることは考えられない時代だけに、
土日、祝日のデーゲームは正解だろう。
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