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巨人・李承ヨプ内野手(33)の出場機会が激減していることを受け、
日本テレビから放映権を買って巨人の主催試合を生中継してきた
韓国・SBSスポーツが、昨季限りで契約を打ち切ったことが分かった。
やはり母国でも「国民的打者」への期待感は失墜していた。
日テレの細川知正社長は25日、夕刊フジの直撃に
「やはり常時(李承ヨプが)出ないとなかなか買わない。
(SBSスポーツの)他に手を挙げるところが出てくるか」と答え、
今季の巨人戦にまだ韓国から買い手がついていないことを明らかにした。
李承ヨプが巨人移籍1年目の2006年、SBSスポーツが生中継した開幕3連戦は、
3日連続で衛星部門の視聴率1位を記録。その後も低迷する巨人の中で孤軍奮闘する
李の姿に、母国のファンは熱狂した。このオフに巨人は李と4年総額30億円の
超大型契約を結んだが、数億円に高騰した放映権料や韓国からの観戦ツアーなどで、
十分にペイできるとの打算もあったはず。ところが李の成績は年々下降し、
故障もないのに2軍暮らしが続くようになった。
契約最終年となる今季は生き残りをかけたシーズンといえるが、
外国人枠の関係や選手層の厚さから昨年以上に情勢は厳しい。
李承ヨプも「ダメならチームから脱落するだけ」とサバサバ。
韓国のテレビ局が愛想を尽かすのも当然か。当てにしていた収入を断たれては
日テレも大打撃だが、細川社長も「李承ヨプに試合に出てほしい?
でもそこは力がないと仕方がない」ともはや割り切っている。
ほんの数年前には日テレとSBSの首脳が一緒に、李承ヨプが出場する巨人戦を
テレビ観戦するなど蜜月関係にあった。巨人も韓国語版ホームページを立ち上げ、
オフには内海ら主力選手をソウルに派遣してイベントを開くなど、李を足がかりに
韓国進出を図っていたが、李の“日本平定失敗”により、すっかりすきま風が
吹き込んでしまったようだ。(笹森倫)
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