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横浜ベイスターズの高木由一（60）、三浦正行（58）両編成企画部員の中国野球リーグ・天津ライオンズ派遣が、
球団を管轄する天津体育局に承認されたことが18日、分かった。３月中にも正式契約が結ばれる。
天津ライオンズは昨季リーグ４位、山東省で開かれた国体でも４位と低迷しており、業務提携先の横浜に新監督招聘（しょうへい）のオファーを出していた。
横浜側は、昨季まで湘南でチーフ兼打撃コーチを務めた高木氏を１軍監督に、２軍以下の育成コーチに三浦氏をそれぞれ推薦した。
選手育成と人材発掘を目指すアカデミー構想についても、同体育局と連携して一から野球振興に取り組むことで一致したという。
横浜関係者は、野球の不人気、法的制約などから中国進出に難題は多いと慎重だが、あるスタッフは「単にチーム強化という側面だけでなく、
国際貢献や（球団職員の）セカンドキャリアなど、いろんな意義がある」とも話している。
今後、派遣スタッフの人数調整や運営面での具体化作業を進める。
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