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CSKAモスクワに移籍し、スペイン合宿に参加中の日本代表MF本田圭佑(23)が16日、
「モデルチェンジ」に着手した。ポジション別に役割が明確化されていたオランダと違い、
フィジカルと個人の特徴を前面に出すのが、ロシア流。ロシア語の習得にも乗り出した
レフティーモンスターが、6月開幕のW杯南アフリカ大会に向け、さらにスケールアップする。
新天地でのトレーニング内容は過酷を極めた。CSKAモスクワの一員として臨んだ
スペイン合宿3日目は1時間以上もダッシュが繰り返された。だが、それも本田の望むところだ。
「C・ロナウドはマンマークが付いていても突破できる。それを考えたとき、僕の課題は
フィジカルだと思った。だからロシアを選びました」。自身にムチを打つように言った。
3年間を過ごしたオランダリーグとはサッカーの質が大きく異なる。肉弾戦の激しさは、
欧州屈指だ。必然的にフィジカルを向上させるトレーニングは増える。本田は「フィジカルの部分は、
日本人があまりたどり着けない領域だと思うんですよ。そこで僕がいろんなところで
先駆者になれれば良いなと思う」と話し、しっかり前を向いた。
スペインでの合宿に偉大なる夢も膨らんだ。「自分の中では次はスペインでやりたい。
Rマドリードが好きだから、僕は本気でRマドリードでやりたいと思ってる。バルサもいいけど、
みんな好きでしょ。そのために何ができるかですね」。オランダからロシア、さらにその先には現在、
世界最高峰のリーグと言われるスペインサッカーを見据えていた。
左足から繰り出すキックの威力、精度は既に日本屈指。これからの本田は今まで以上に、
フィジカルの強さを兼ね備えた“モデルチェンジ”を目指しす。「ロシアでどれだけ成り上がれるか。
日本代表でもどの選手にもチャンスはある。僕にとってもビッグチャンスだと思っている。1日1日、
勝負をかけていきたい」。まだ誰も踏み出したことのないロシアサッカー。
その新天地での成功は、南アフリカへと通じている。
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