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韓国マスコミ各社はこのほど、日本の共同通信の報道を引用する形で、
北朝鮮女子サッカー代表チームが2月6日より東京で行われる東アジア大会に参加しない見通しであることを伝えた。
代表チームの入国に関する許可は日本政府から出ていたが、
北朝鮮サッカー連盟からの出場申請や入国のための手続きが期限までに行われなかった。
また、共同通信が伝えたところによると、入国に関して日本国内では批判や懸念を表明する動きも多く、
北朝鮮チームの不参加理由は、「(発言に対して)謝罪もしない上、現況では選手の安全が保障されない」
と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関係者が語っているという。
韓国マスコミの報道では、北朝鮮が東アジア大会に参加しない理由として、
北朝鮮と日本の試合日が2月11日の建国記念日に当たることも挙げている。
北朝鮮が選手の安全を確保できないと考えたのは、建国記念日には毎年右翼団体などが東京都内で集会やデモを行うため、
選手に危険が及ぶかもしれないと考えたのではないかと推測している。
しかし、日本側は右翼団体の競技妨害も念頭に入れた警備計画を出しており、
試合が行われる国立競技場、また選手たちが入国する羽田空港の警備の強化方針を明らかにしていた。
北朝鮮の真意は不明のままであるが、韓国のブログでは、
日本政府が北朝鮮チームの入国を許可する決定をしたときから関心を持って扱っている記事も多く、
その中で「解決に向けた1つの動きとして、スポーツ外交、オーケストラ外交など文化外交のスタートを切らなければならない」と語り、」
スポーツを通して、少しでも状況がよくなることを望んでいたブロガーもいた。