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第８８回全国高校サッカー選手権で県勢初となる全国制覇を果たした山梨学院高サッカー部について、
山梨県と地元甲府市が顕彰する方向で検討している。県はイメージアップ大賞、市は市民栄誉賞または特別表彰を予定している。
県は「多くの県民に感動を与えた。イメージアップ大賞に推薦したい」（広聴広報課）として、１９日に選考委員会を開くことを決めた。
当日、県幹部や県政記者クラブに加盟する報道機関の記者が出席して協議する。
１９９１年度に創設された同大賞の受賞団体としては、同年度に箱根駅伝で初の総合優勝を果たした山梨学院大陸上競技部、
２００５年度にはサッカーＪリーグ１部に昇格したヴァンフォーレ甲府の２団体がある。
個人ではサッカーの中田英寿さん、プロ野球巨人の松本哲也さんらが受賞している。
一方、甲府市の宮島雅展市長は、１３日の定例記者会見で、表彰する考えを明らかにした。
県サッカー協会会長も務める宮島市長は１、２回戦、準決勝、決勝の４試合を会場で観戦。
「よくやってくれた。４千を超える出場校の中で１位になるということはものすごいこと。県サッカー協会の悲願を達成してくれた」と快挙をたたえた上で
「どんな方法で表彰するか、なるべく早く決めたい」と述べた。
同市の市民栄誉賞は、これまでに前巨人監督の堀内恒夫さん、宇宙飛行士の土井隆雄さん、競泳の萩原智子さんら５人が受賞。団体受賞はない。
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