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ジェームズ・キャメロン監督のSF超大作「アバター」が世界中で大ヒットを続けるなか、
バチカン市国のロセルバトーレ・ロマーノ紙が、同作を酷評している。
同紙は、1月9日に行われた同作の伊プレミア上映を受けて
「センチメンタルなお涙ちょうだい映画」「キャメロンは、パンドラのファンタジー世界の
創造に力を入れ過ぎ、ストーリーが深みのない、精彩を欠いたものになってしまった」
と痛烈に評し、さらに「驚くべきテクノロジーには魅せられるが、真の人間の感情に乏しい」
と嘆いている。
また、世界中で放送されているバチカン市国のラジオ放送も
「エコロジーを信仰とした偽りの教義を黙認している」と同作を非難している。
近年、同市国のメディアでは、ポップ・カルチャーに関する発言が増えており、
「ダ・ヴィンチ・コード」のような、カトリックの信条に反すると見られる可能性のある
作品にしばしば警告を発している。だが一方で先月には、キリスト教に関する不敬な
内容満載の米アニメ「シンプソンズ」の20周年を祝し、「現実的で知性に満ちた脚本によって
アニメーションに大人の視聴者を呼び込んだ」と称えている。
「アバター」は、15日にイタリアの800館で公開される。ほかの地域より公開が
遅れたのは、20世紀フォックスが、同国で人気のあるコメディ映画と時期が
重なることを避けたためだという。
URLリンク(lx03.www.tsutaya.co.jp)
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