10/01/08 23:42:10 0
女性の荒行として知られる八幡平市指定無形民俗文化財、平笠裸参りは8日朝から行われた。白装束に身を
包んだ女性らが家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈り約10キロを練り歩いた。
女性15人を含む28人が参加。早朝に水をかぶり身を清めた参加者は、午前9時ごろ同市平笠の宮田神社を
出発し、同市大更の八坂神社を目指した。
この日の八幡平市は快晴で冷え込み、岩手松尾は氷点下9・6度(平年比2・5度低)。雪景色に岩手山の
雄大な姿が映えた。悪霊の侵入を防ぐため口紙をくわえた参加者は、験竿(けんざお)を掲げ鈴の音を響かせた。
同市平笠の地方公務員伊藤一成さん(37)は妻恵さん(38)、長女彩夏(あやか)さん(平笠小5年)、長男
大晟(たいせい)君(同3年)の家族4人で参加。恵さんは「災害もなく、家族が平穏無事で元気に過ごしたい」と
願いを込めた。
平笠裸参りは、1710年代の岩手山噴火時に安穏を祈ったのが始まりと伝えられる。戦時中、出征兵士の
武運を祈ったのを機に女性を中心に行われるようになった。
同日朝の県内は、各地で冷え込み、最低気温は、薮川で氷点下17・5度(平年比5・6度低)など34観測地点中
6地点で今季最低を観測した。
ソース
URLリンク(www.iwate-np.co.jp)
画像
URLリンク(www.iwate-np.co.jp)
動画
URLリンク(www.youtube.com)