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いよいよ2009年ともお別れだ。今年は2000年代に入って10年目ということで米国では
数多くの“この10年間を振り返る”企画が行われてきた。そのうちMLBに関するものを
いくつか見てみよう。
まずスポーツ専門局ESPNの公式ウェブサイト記者ロブ・ニヤー氏が選んだのは
「この10年間のトップ100選手」。栄えある1位に輝いたのはカージナルスの
アルバート・プホルス一塁手だった。2001年にMLBデビューし、
今年まで9年連続打率3割、30本塁打、100打点を継続中だ。
2位はヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手。長くMLBトップ選手と言われてきたが、
同記者は「もしまだショートを守っていたら」、「もし今年もっと健康で、
あと1、2回ワールドシリーズに優勝していたら」1位だったろうとしている。
そして5位にはマリナーズのイチロー内野手が入った。イチローがマリナーズに
入団したのが2001年で9年間変わらず活躍し、1年少ないにもかかわらずこの
10年間で2000本以上の安打を記録した唯一の選手という点が評価されたもの。
9年連続200安打という記録が米国であまり評価されないことが多いのだが
見ている人は見ているといったところか。
残念ながら他の日本人選手は100位までにランクインしなかった。
10年間という単位で考えた点でなかなか難しいようだ。
またスポーツ専門誌スポーティング・ニュースは「この10年間で最高のMLB選手」を
発表しているが、こちらも選ばれたのはプホルスだった。同誌も特に議論されることもなく
Aロッドを破ってプホルスが選出された、としている。現在は全米でこのような評価が
確定しているのかもしれない。
一方老舗スポーツ誌スポーツ・イラストレイテッドは「オール10年間チーム」を発表している。
内野では一塁手にプホルス、二塁手にフィリーズのチェイス・アトリー、遊撃手に
ヤンキースのデレク・ジーター、三塁手にAロッドが選ばれた。
(>>2以降に続く)
ソース:nikkansports.com(12/31)
URLリンク(www5.nikkansports.com)