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1月からミランにレンタル加入するイングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム。
ミランが採用する「4-2-ファンタジー」のフォーメーションにおいて、彼をどこに配置すべきかを見てみよう。
決して簡単なことではない。ベッカムは典型的なサイドハーフで、レオナルド監督には2つの可能性がある。
ベッカムのためにフォーメーションを変えるか、ベッカムにミランへ適応させるかのどちらかだ。
そして可能性が高いのは、前者だと思われる。
ベッカムはしっかりとした出場機会を得るために、犠牲を払わなければいけないだろう。
前線の4つのポジションに当てはめた場合、ベッカムは困難を迎えることになるはずだ。
彼は1対1やドリブルを武器としておらず、アレシャンドレ・パトとロナウジーニョを生かすために研究された
現在のフォーメーションでは、スピードとテクニックが求められるからである。
クラレンス・セードルフの役割であるトップ下に入ることもありえるが、彼にはセードルフほどの武器はない。
ベッカムにとって理想的なのは、昨季のように中盤が3枚になっていることだ。
しかし、レオナルド監督にフォーメーションを変えるつもりはないと見られる。良い結果が出ているからだ。
カルロ・アンチェロッティ前監督が言っていたように、ベッカムは犠牲を払える素晴らしい能力を持つ真のプロフェッショナルだ。
それはつまり、どんな役割を与えられても、彼は完璧に振る舞うことができるという意味である。
では、レオナルド監督が右サイドバックで彼を起用したら? 無謀な賭けというわけでもないだろう。
ベッカムの守備的な動きは知られているところで、サイドでの押し上げも保証でき、そのクロスは絶品だ。
「サイドバック・ベッカム」など冗談のように思われるかもしれないが、レオナルド監督はその可能性も外してはいない。
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